シミは、その種類によって、治療の方法が変わってきます。シミの種類をおおまかにわけると、四つに分かれます。まず、30~40代になると出てくる目の下や頬付近に左右対称にできる薄茶色のものです。これを肝斑といいます。
次に、主に目の周りに出来やすく、灰色がかった薄青色のようなものを遅発性両側性太田母斑様色素斑といいます。これは目の下のクマともよばれています。次に、老人性色素斑です。これは、老人性とありますが、早い人によっては、20代で出来ることもあり、頬やこめかみなどによく出来、肌との境界がはっきりとした大小薄茶色のものです。
そして、雀卵斑です。これは一般的にソバカスといわれているものです。米粒大~小豆大くらいの小さな茶色いものが、顔面に多く出来るものです。この種類によってシミの治療の方法は変わってきます。
紫外線によって出来たシミや炎症跡などが原因で出来た、表皮の浅い部分に残ってしまっているシミは、塗り薬やフォトフェイシャルなどといった光治療で簡単に治療することが出来ます。が、深い部分にできてしまったものは、他の治療法でやるようになります。その種類としては、レーザー・フォトフェイシャル・トレチノインゲル療法・ビタミンcトリートメント・内服・ケミカルピーリング・プラセンタ注射です。しみの種類に合わせた方法で改善していくことによって解消されます。
一度だけでは治ることが少ないので、根気強く通うことも大事です。
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